寒くなりました。いよいよ冬も本番です。
先日の日曜日から
ワールド・オーケストラ・シリーズ2010-11のセット券先行発売が始まりましたが、多くの方々にお申し込みいただき本当にありがとうございます。m(_ _)m
本日からは続いて、
ワールド・ピアニスト・シリーズ2010-11の先行発売が始まっております。(13日まで)
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さてそうした中、
来週12月16日(水)からは、
ワディム・レーピン ヴァイオリン・リサイタルの先行発売が始まります。(おかげさまで好評の内に終了しました。)
一般発売は12月26日(土)10時~ です。 →
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レーピンはここ数年、1、2年おきに、
定期的に来日公演を行っておりますので、聴き続けていらっしゃる方も多いと思います。
10代であった
1980年代後半から神童の誉れ高く、「ピアノのキーシン、ヴァイオリンのレーピン」と、当時
「ロシアって凄いな!」と思ったものです。
もちろんレーピンはその頃から、
"凄い"アーティストでそのまま順調に成長していたわけですが、特に今世紀に入ってからグッと
成熟の度合いを深めてきたように思います。
レコード会社をドイツ・グラモフォンに移籍してからの、
ムーティ指揮のベートーヴェン、
シャイー指揮のブラームスなどの協奏曲や、
アルゲリッチと共演したベートーヴェン「クロイツェル・ソナタ」、
前回の来日時の、
ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団と共演したプロコフィエフの協奏曲2曲や、リサイタルでの「クロイツェル・ソナタ」などは、どれも
バリッとした技巧とあたたかな情感に満たされて、本当に忘れられないものでした。
最近の彼の共演者やオーケストラを見ても、超一流が当たり前、といった風で、
錚々たるものです。今回の4月のリサイタルも、ティーレマン指揮ミュンヘン・フィルとの来日公演後に行われます。
今回のプログラムもまた、レーピンらしく
真っ直ぐ剛速球!堂々のヴァイオリン・ソナタ3曲です。
ヤナーチェクの真実な感情漲る、彼唯一のソナタに、
ブラームス最後のソナタ・・・
それに
R.シュトラウス!これはレーピンのように
余程腕前に自信があり、
高度な音楽性を有していないとまず弾けません。これはピアノ・パートもまったく同様なのですが、これには練達のピアノ・パートナー、
イタマール・ゴランがいることで完璧ではないでしょうか?
(先日若き俊英ヴァイオリニスト、南紫音が江口玲とこの曲を素晴らしく演奏して、大いに
感銘を受けたのですが、
久々にこの曲を聴き、つくづく上記のことを思わずにはいられませんでした。)
ワディム・レーピンのリサイタル、
ぜひご期待下さい!→
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ワディム・レイーピン プロフィール