藤倉大が作曲した「フルート協奏曲」が、アイヴァー・ノヴェロ賞を受賞しました。授賞式は12月4日にイギリス・大英博物館にて行われました。
アイヴァー作曲家賞選考委員のコメント :
「このフルート協奏曲は美しく、透明感あふれるサウンドで、アンサンブルの書法はそれぞれの楽器の鮮やかな音色が炸裂するようだ。
大変深く思いめぐらされた作品であり、純粋に楽器の特殊技法が、うっとりとしてしまう魅力的な方法で調和されている。」
from The Ivors Composer Awards Judging Panel :
“This piece is beautiful and translucent, and the ensemble writing is a vivid timbral explosion of the solo instrument. It is a thoughtful piece, integrating extended techniques in genuinely mesmeric ways.”
<藤倉大コメント>
授賞式まで授賞するか分からない、というこのIvor Novello Award (昔のブリティッシュ・コンポーザー・アワード)。
寒いから今日行きたくないな、どうせもらえないだろうし、と思ったけど行って良かったです。
もらえたようです。手ぶらで英国博物館での授賞式に行ったので、この重いトロフィーを手で握りながら地下鉄乗って帰宅。
名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントポール室内管弦楽団共同委嘱のフルート協奏曲が授賞したのは僕にとって大変嬉しいです。
藤倉大
今後とも藤倉の活動にご注目いただけましたら幸いです。