来年3月13日(金)にすみだトリフォニーホールにおいて、「すみだ平和祈念音楽祭2020」の一環として、「マルタ・アルゲリッチ 藤倉大 そしてヒロシマ」の公演を行いますが、その詳細が以下のように決定致しました。
[すみだ平和祈念音楽祭2020-「マルタ・アルゲリッチ 藤倉大 そしてヒロシマ」]
2020年3/13(金)19時 すみだトリフォニーホール
【第1部】
(1)「Music for Peace」
マルタ・アルゲリッチ×藤倉大によるトーク・セッション
(「明子のピアノ」をめぐって・通訳付き)
登壇: マルタ・アルゲリッチ(ピアニスト)、藤倉 大(作曲家)
聞き手: 石合 力(朝日新聞社 欧州総局長)
(2) 藤倉 大: 新作ピアノ協奏曲「Akiko’s Piano」のカデンツァ “Akiko’s Diary”
ピアノ: マルタ・アルゲリッチ
【第2部】
ベートーヴェン: 三重協奏曲 ハ長調 op.56
ピアノ: マルタ・アルゲリッチ
ヴァイオリン: 佐久間 聡一(広響第1コンサートマスター)
チェロ: マーティン・スタンツェライト(広響首席チェリスト)
指揮: クリスティアン・アルミンク
広島交響楽団
*コンサートマスター: アントン・バラコフスキー(バイエルン放送響)
主催: KAJIMOTO
共催: 公益財団法人 墨田区文化振興財団(すみだトリフォニーホール指定管理者
カジモト・イープラス会員限定先行受付 ●お申し込み
6/20(木)12時 ~ 23日(日)18時
一般発売 ●お申し込み
6/30(日)10時~
この公演は、広島交響楽団平和音楽大使として「Music for Peace」を提唱してきた、現代最高のピアニストの一人マルタ・アルゲリッチと、当代きっての革新的な作曲家・藤倉大がトーク・セッションをすることから始まります。
藤倉は現在、2020年8月にアルゲリッチの独奏、広島交響楽団+世界から集まる20人の客演奏者が初演する予定のピアノ協奏曲第4番「明子のピアノ」(1945年8月7日に広島で被爆死した19歳の河本明子が愛奏していたピアノ)を作曲中で、この曲をめぐって考える2人のトーク・セッションです。
それから、この曲中のカデンツァをアルゲリッチが試演。
後半は、アルゲリッチと、彼女が信頼する首席客演指揮者クリスティアン・アルミンクの指揮する広響、そして広響首席奏者の佐久間聡一とマーティン・スタンツェライトとともに、ベートーヴェンの三重協奏曲を演奏します。
(広島交響楽団にはゲスト・コンサートマスターとしてバイエルン放送響のアントン・バラコフスキーが参加)
2020年は東京大空襲、広島と長崎における原爆投下、そして終戦から75年を迎える年。アルゲリッチが弾き慣れたすみだトリフォニーホールで「Music for Peace」が響きます。一緒に平和を祈るひとときをシェアできることを。
■チケットのお申込みはこちらまで
カジモト・イープラス会員限定先行受付 ●お申し込み
6/20(木)12時 ~ 23日(日)18時
一般発売 ●お申し込み
6/30(日)10時~
*なお、この前日3/12(木)すみだトリフォニーホールにて、やはり同じ「すみだ平和祈念音楽祭2020」の一環となる、「広島交響楽団ベートーヴェン生誕250年プロジェクト/2016-2020 and beyond」が行われ、3/13と同じ出演者によるベートーヴェン「三重協奏曲」、そして「交響曲第9番・合唱」が演奏されます。
http://hirokyo.or.jp/concert/list
2020.03.04