ジャズとクラシック、ジャンルという境目を超え縦横無尽に駆け巡るピアニスト、小曽根真が、バーンスタイン生誕100周年祭と題し、ニューヨークにて開催された、アラン・ギルバート指揮ニューヨーク・フィルハーモニック公演に出演いたしました。
(リンカーンセンター、ディヴィッド・ゲフィンホールにて)
11月4日から3日連続で熱演を繰り広げ、大喝采を受けたその模様をお届けします!
1公演でガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」とバーンスタイン「不安の時代」の2曲を演奏する、小曽根真ならではのプログラミングは、2,700席が完売、満席の会場を大いに沸かせました。
特に、独自のカデンツァと絶妙なアドリブが随所に散りばめられた「ラプソディ・イン・ブルー」の演奏終了後は、まだ前半にも関わらず、ブラボーの嵐とスタンディングオベーションに包まれ、ニューヨークの聴衆に受け入れられました。
後半に演奏したバーンスタインの交響曲第2番も、小曽根の得意とするレパートリー。
バーンスタインの本拠地でもあった会場でこの作品に挑み、色彩とリズムに溢れた秀逸な演奏を展開、生誕100年のメモリアルイヤーシリーズに華を添えました。
一方、ニューヨーク・フィル公演に先駆け、10月31日にはJazz at Lincoln Center, Dizzy's Club において、ドラムにジェフ・テイン・ワッツ、ベースにジェームス・ジーナスを迎えてのトリオ公演を実施。
2公演とも溢れんばかりのオーディエンスが駆けつける中、熱いセッションとなりました。
アンコールには、会場に駆けつけたクラリネット/サックス奏者のパキート・デリベラとニューヨーク・フィル首席トロンボーン奏者のジョゼフ・アレッシが飛び入り参加。
このあと、レナード・スラットキン指揮のもと、ヤング・ピープルズコンサートなどへの出演も控え、益々、世界のMakoto Ozoneに期待が高まっています。
ニューヨークでジャズとクラシックの最前線を駆け巡る、小曽根真の勢いはまだまだ止まりません!
https://nyphil.org/whats-new
・ ニューヨーク・タイムズの公式Facebookで中継された本公演に向けたインタビュー
The New York Philharmonic is playing Gershwin's beloved "Rhapsody in Blue" this week alongside Bernstein's Symphony No. 2 "The Age of Anxiety." Both feature the jazz pianist Makoto Ozone, who is here to give us a preview of the concert. Leave your questions for him in the comments, and NYT reporter Josh Barone will ask some.
The New York Timesさんの投稿 2017年11月2日(木)
2017.11.02