ピアニスト、アンドラーシュ・シフ&悠子基金による東北での支援コンサートはすでに8回おこなわれていますが、次回は12月26日+27日に宮城県の七ヶ浜で開催されます。
毎回そのカフェ・コンサートでお客様にふるまわれる手作りのお菓子は「NPO法人あっちこっち」主宰の「被災地にお菓子を届ける会」でボランティア・ス タッフが心をこめて手作りをしたもの。
本日は弊社スタッフが、この12/26、27のためのお菓子作りに参加いたしましたので、ご報告いたします。
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横浜・山手の閑静な住宅街にある竹之丸地区センターに9:30集合。
支援金一口1500円をおさめたら、エプロンと三角巾をつけていざ!お菓子作りへ。
今回はクリスマス前ということで、メニューはお菓子の家(ヘクセンハウス)とバラの花のチョコレート・ケーキ。
まずは「あっちこっち」スタッフの田中史さんより、この会の主旨とお菓子の作り方の説明がありました。
さて、へクセンハウスのクッキー生地を作り、薄くのばして型通りに切り、オーブンで焼き、アイシングで家を組み立てて、屋根を飾り、、、という作業。
今回は初参加6名の計12名が参加しました。
最初は初対面同士で口数も少なかったのですが、短時間で大量に作らなければいけないので、チームワークが必須。アイシングを絞る係、家の組立て係、と役割を決めての共同作業。
頼もしいのは元パティシエの小倉三成さんがいらしたこと。
粉のふるい方から、クッキー生地のカットのしかた、アイシングの絞り方など、ご指導いただきました。
形の悪い家ができると「ダメダメ!これやり直しだよ」と優しく厳しくアドバイスしてくださり、ボランティアをしながら、料理教室に来ているような楽しさです。
お菓子ができたところで、試食タイム。
各人が自己紹介をしながら、おしゃべりをしつつ、試食を楽しみました。
コーヒーの入れ方に関してはプロ級の「あっちこっち」代表・厚地美香子さんの入れるコーヒーも美味。
色々な方からお話を伺いましたが、さる大学生の男子はボランティアに興味があって一度参加したかったとのこと。
福祉に興味があるという大学生の女子は遠方から参加。
初老の男性と声のチャーミングな女性はそれぞれ会社のボランティア休暇を利用して参加。日々仕事をしながらだと被災地に泊りがけで行くのはハードルが高いけど、この会は気軽に参加できるのが良いから、と。
常連のマダムは1年前に初めて来て楽しさを知り、たびたび参加しているそう。
本当に色々な方が集まっています。
試食タイムでは厚地さんから、シフ&悠子基金について、被災地の現状について、そこでのカフェ・コンサートの様子などの報告がありました。
また普段は別のボランティア活動をする参加者がその活動を語ったりもして、情報交換の会にも。
出来上がったお菓子は、本格的なレシピと、作り手の笑顔のスパイス入り(?)で、なかなかの美味でした。
そんな中、被災地の方との交流ノートに各自メッセージを記入。お菓子を食べた方からのメッセージのお返しも読みます。
実際会うことはないけれど、心が結ばれている感じがしました。。。
被災地の方の手作りのポーチやエコバッグを買って、それもまた支援金になるとのことで、私は可愛い鳥のポーチ(裏地はパンダ)を購入しました。
・・・以上、ざっくりとしたレポートですが、シフ夫妻にもこの様子をお伝えするつもりです。
次回の「被災地にお菓子を届ける会」は1月26日(火)に予定しています。
・ NPO法人 あっちこっち
・ アンドラーシュ・シフ
2014.03.17
2013.06.06