日本で2か所目となる、子どもたちの生きる力を育むためのエル・システマ式支援事業立ち上げのため、2014年5月28日、一般社団法人エル・システマジャパンと大槌町が協力協定を結びました。

(左から、伊藤教育長、碇川町長、イシカワ駐日ベネズエラ大使、レイナベネズエラ大使館文化担当官、エル・システマジャパン代表理事菊川氏)
岩手県上閉伊郡大槌町は、人口あたりの被災者数が東北三県被災自治体の中で最も多く、多くの子ども達が今でも仮設住宅、仮設校舎での生活を送っているそうです。この大槌町にて、子どもたちの生きる力を育むためのエル・システマ支援事業の一環として、「大槌子どもウインドオーケストラ」プロジェクトが始動します。
エル・システマジャパンは、第1弾目としてすでに活動3年目の福島県相馬市の例と同様、『まずは大槌町既存の学校クラブ活動(金管バンド、吹奏楽部、音楽部)への指導者派遣、楽器支援から始めます。そして、保育・幼稚園や学童保育を通した、すべての子どもたちの居場所づくりにもなるような実践的な弦楽器、音楽プログラムの開発も含めて、大槌独自のエル・システマの枠組みを作っていきたいと思っています。』とのこと。
相馬の弦楽オーケストラ&コーラスに続いて、大槌町のウインドオーケストラ。
今後どのように発展していくのか、楽しみです!
詳しくは、エル・システマジャパンさんのHPでご覧ください!
http://www.elsistemajapan.org/