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2013/12/25 | KAJIMOTO音楽日記

【動画】おめでとう、シフ!60歳ウィグモア公演&ロイヤル・フィル協会ゴールド・メダル授与式

去る12月21日、アンドラーシュ・シフが60歳のバースデーを迎え、ロンドンのウィグモア・ホールにて、ベートーヴェンの《ディアベッリ変奏曲》&バッハの《ゴルトベルク変奏曲》を一夜で弾くという偉業を成し遂げました!おめでとう、シフ!
公演後には、ロイヤル・フィルハーモニック協会と縁の深い作曲家ベートーヴェンの銅像(詳細はこちら)が見守るなか、舞台上にて、同協会よりシフへ「ゴールド・メダル」が授与されました(受賞詳細)。
授与式の模様(シフのチャーミングなスピーチは5分45秒からです)は、動画でご覧いただけます!



授与式の冒頭、ジョン・ギルフリー(ウィグモア・ホール ディレクター/ロイヤル・フィルハーモ ニック協会 会長)が挨拶。1978年に《ゴルトベルク変奏曲》でシフがウィグモア・ホールにデビューしたこと、ピアニストでは過去にルビンシュタインやホロヴィッツ、アラウ、ブレンデルらがゴールド・メダルを贈られていることなどを振り返っています。(「今夜シフの演奏を聴けた私たち約550名はロンドンで最も幸運ですね」と述べると会場からは大きな拍手が)。

ケント公爵エドワード王子よりメダルを授与されたシフは、「わたくしはこのメダルにふさわしい人物とは全く思いませんが・・・とても光栄に思っております」と挨拶(会場からは笑いが)。そして、「作曲家たちに仕えるべく、全力を尽くしております。重要であるのはつねに作曲家の存在です。」と述べています。

還暦をむかえたシフは、いよいよ年明け3月に日本にやってきます。


<アンドラーシュ・シフ 2014年3月 来日スケジュール>

■2014年3月12日(水) 19:00/大阪 いずみホール 【プログラムA】
【問】いずみホールチケットセンター 06-6944-1188

■2014年3月14日(金) 19:00/東京 紀尾井ホール 【プログラB】
【問】紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061

■2014年3月16日(日) 19:00/東京 サントリーホール 【プログラムA】
※「東北に捧げるコンサート」
【問】カジモト・イープラス 0570-06-9960

■2014年3月19日(水) 19:00/東京 東京オペラシティ コンサートホール 【プログラムC】
【問】カジモト・イープラス 0570-06-9960

■2014年3月21日(金・祝) 15:00/横浜 神奈川県立音楽堂 【プログラムC】
【問】神奈川県立音楽堂 045-263-2255

■2014年3月23日(日) 15:00/名古屋 三井住友海上しらかわホール 【プログラムA】
【問】しらかわホールチケットセンター 052-222-7117


【プログラムA】
ベートーヴェン: 6つのバガテル op.126
べートーヴェン: ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
             ***
ベートーヴェン: ディアベッリの主題による33の変奏曲 ハ長調 op.120

【プログラB】
J.S.バッハ: 2声のインヴェンション 第1番 ハ長調 BWV772/第2番 ハ短調 BWV773
                       第3番 ニ長調 BWV774/第4番 ニ短調 BWV775/第5番 変ホ長調 BWV776
バルトーク: 子供のために Sz.42から 10曲(番号未定)
J.S.バッハ: 2声のインヴェンション 第6番 ホ長調 BWV777/第7番 ホ短調 BWV778
                       第8番 ヘ長調 BWV779/第9番 ヘ短調 BWV780/第10番 ト長調 BWV781
バルトーク: 3つのブルレスク Sz.47
J.S.バッハ: 2声のインヴェンション 第11番 ト短調 BWV782/第12番 イ長調 BWV783/第13番 イ短調 BWV784
                       第14番 変ロ長調 BWV785/ 第15番 ロ短調 BWV786
バルトーク: 組曲 op.14,Sz.62
             ***
J.S.バッハ: フランス風序曲 ロ短調 BWV831
バルトーク: ピアノ・ソナタ Sz.80

【プログラムC】
メンデルスゾーン: 厳格な変奏曲 ニ短調 op.54
シューマン: ピアノ・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 op.11
             ***
メンデルスゾーン: 幻想曲 op.28
シューマン: 交響的練習曲 op.13 (1852年改訂版)

アンドラーシュ・シフ プロフィール

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