
バンベルク交響楽団が、創立以来13回目となる日本ツアーを無事に終えました。このツアーの合間を縫い、11月5日、楽団のメンバーたちが宮城県牡鹿郡女川町の女川第二小学校を訪れ、チャリティ室内楽公演を行いましたので、写真を交えてご報告いたします。
バンベルク響は1968年の初来日以来、定期的に日本ツアーを行ってまいりました。日本はバンベルク響にとって、ドイツ、オーストリア、スイスに次いで頻繁に公演を行っている国です。
2011年の東日本大震災は、長年のあいだ音楽を通じて日本との友好関係をはぐくんできた楽団のメンバーたちに、大きな衝撃を与えました。バンベルク響は震災直後の2011年4月には、本拠地のドイツ・バンベルクにて、チャリティ・コンサートを開催し、その収益金を仙台フィルハーモニー管弦楽団に寄付しています。


今回のチャリティ室内楽演奏会は、団員が友人を通じて、女川町が震災により甚大な被害を受けたことを知ったことに端を発しており、在日ドイツ連邦共和国大使館の主宰で行われました。


→
バンベルク交響楽団 プロフィール