ポリーニの動画インタビュー・シリーズ、第3弾です!
先の第2回「ポリーニ・パースペクティヴのコンセプト」(⇒
こちら)では、なぜ“ベートーヴェンと現代作曲家を並置したのか”を明快に語ったポリーニ。
ベートーヴェンと4人の現代作曲家(マンゾーニ、シャリーノ、ラッヘンマン、シュトックハウゼン)の作品をそれぞれ同じ公演で演奏されるようプログラミングしたのは、両者の作曲法や作品に“直接の”関係があるからではない、が、作曲家としてのスタンスに共通するものがあるから――その共通のスタンスとは、過去の繰り返しだけに満足せず、新しい表現や語法、“新しい道”を開拓しようとする姿勢である――このポリーニの説明から、皆さまにはマクロのレベルで「ポリーニ・パースペクティヴ」の“骨格”をご理解いただけたのではないでしょうか?
さて今回の第3弾は、ミクロな話になります。
ポリーニ自身はマンゾーニ、シャリーノ、ラッヘンマンとどのように出会ったのでしょうか?そして彼らの作品をどのように聴き、彼らの作品からいかなる影響を受けてきたのでしょうか?
(マンゾーニとは昔から盟友でしたし、シャリーノは90年代終わりからポリーニの口からよく出る名前となっていましたが、ラッヘンマンとは最近の出あいのハズ・・・。マエストロは「良い」音楽を貪欲に探しているのだなあ、とつくづく感心します)
・・・それではインタビュー第3弾、「マンゾーニ、シャリーノ、ラッヘンマンについて」をご覧ください!
次回(最終回です!)の動画のテーマは、「現代音楽への熱意、展望」です。
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本記事、ならびにこれまで「ポリーニ・パースペクティヴ」に関してご紹介してきたWeb記事は、「
ポリーニ・パースペクティヴ2012特設サイト」でまとめてご覧いただけます。
公演情報をまとめてチェックできる便利なサイトですので、ぜひ一度、お立ち寄りください。