先日、8/12にルツェルンで行われた「ポリーニ・パースペクティヴ」公演の様子をご報告したばかりですが、
去る8/30(木)、ルツェルン・フェスティバルの舞台に再びポリーニが登場し、ベートーヴェンの後期三大ソナタを演奏しました。
この日の公演のラインナップは、以下の通り。
そう、曲目も出演者も、東京で11月13日(火)に行われる「ポリーニ・パースペクティヴ」公演(詳細はこちら)と同じです!
【ポリーニ・パースペクティヴ/ルツェルン・フェスティバル(スイス)】
8月30日(木)19時30分 KKLホール
<出演>
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)…ベートーヴェン・ソナタ
ダニエレ・ポリーニ(ピアノ)…*シャリーノ作品
クラングフォーラム・ウィーン(室内アンサンブル)
シュトゥットガルト・ニュー・ヴォーカル・ソロイスツ(声楽アンサンブル)
ティート・チェッケリーニ(指揮)
<曲目>
シャリーノ:謝肉祭(2011)※世界初演
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調op.110
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
現地を訪問中のスタッフから、第一報が届いておりますのでご紹介します。
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写真1:拍手にこたえるポリーニ
公演は、シャリーノが2011年に書いた「謝肉祭」で幕開け。
世界初演(もちろん秋には“日本初演”になります)ということで、当日は公演前にも念入りなリハーサルが行われました。
写真2:「謝肉祭」リハーサルの様子
「謝肉祭」は、ルツェルン音楽祭が委嘱した新曲。15人の器楽奏者と歌手が参加する作品で、第10番「震えるままに」はピアノ無し、第11番「雨の部屋」は声なし、第12番「弦のない琴」はトゥッティ、と、曲ごとに編成が変わります。
特に第11番はピアノ協奏曲の様で、ダニエレ・ポリーニの活躍ぶりが光ります。
※この作品については、先日ご紹介したシャリーノ自身の動画コメントを是非ご覧ください!
そして。
後半、いよいよポリーニが登場。
ソナタ第30番では、ポリーニが生み出す輝かしく澄んだ音色と、“ファブリーニ”ピアノ特有の明るく高貴なサウンドが融合して、ホ長調が紡ぎだす華やかさに会場が息を呑みました。
(そして、低音の持続音はまるで鐘のようでした!)
写真3:リハーサル中のポリーニ
つづくソナタ第31番の冒頭では、柔らかなピアノの音色が、この作品が内包する優しさを美しく表現。終楽章のフーガも圧巻でした。
最後の第32番もまさに“熱演”でしたが、曲がただ単に情熱に委ねられることは決してなく、あらゆる音が明晰に立ち昇っていたのが印象的でした。
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ルツェルンからはさらに詳細な“公演レポート”が届く予定ですので、週明けに皆さまにご紹介したいと思います。
最後に、約一時間の演奏を終え、柔らかに微笑むマエストロ・ポリーニの写真です!
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尚、本記事、ならびにこれまで「ポリーニ・パースペクティヴ」に関してご紹介してきたWeb記事は、「ポリーニ・パースペクティヴ2012特設サイト」でまとめてご覧いただけます。
公演情報をまとめてチェックできる便利なサイトですので、ぜひ一度、お立ち寄りください。
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